介護ストレスを発散する思考法・・・「~しても良い」、「~ということもある」という考え方2017年2月19日2017年2月21日wpmaster

蓄積する介護ストレスとその解消

在宅介護をしているとどしても蓄積する介護ストレス。身体的な不調に加えて焦り、不安、イライラといった精神的な不調もまたストレスによる症状と言えます。しかし実際に介護をしている身としては、まじめに介護に取り組んでいる限り少なからず心身がこうした状態になるのは避けられません。

ただそんな心身状態に対する対処の仕方については、選択肢があります。そのまま無理をして頑張り続けることもできますし、ほどよいところで息抜きをして、ストレスを解消しようと試みることもできます

私も介護生活を始めた当初は真面目一筋で介護をし、自分を犠牲にして父の介護をするというつもりでいました。

しかし実際に長く介護をし続けていると、そうしたやり方では介護生活は続かないことが何となく分かってきました。自分だけの時間を持つ、趣味を楽しむ、気分転換に散歩に出かける、といった時間を1日の間に少しでも確保できれば、介護ストレスは随分と解消されます。

「~しなければならない」という考え方に縛られ過ぎないことも大事

ストレス発散の考え方としては、二つのあり方があるでしょう。一つは「介護ストレスをたくさん蓄積させ、それを解消すべく時間をかけて解消する」というものと、もう一つは「介護ストレスを少しでも感じたら、短時間でも気分転換をする」というものです。前者の場合はそれこそ旅行に行ったり、温泉に行ったりすることなのでしょうが、介護生活の中ではそれはママなりません。もちろんショートステイに父を預ければ行くことはできますが、そこまでして行きたいとも思えませんし・・・。

ですので私の場合、後者の「ちょっとだけのストレス発散を繰り返す」という方法を取っています。それこそ15分ほど体操する、20分ほど昼寝する、10分ほど散歩するなどですね。あまり長期間父を見守れない状態が続くと心配になるので、短時間のものを数多くという方でになります。

ポイントになるのは介護に対する考え方とも言えます。介護を厳格にしようとすると「~しないといけない」「~してはだめ」といった考え方をしがちになりますが、ここに「~してもいい」とか「~となることもある」など、ちょっと緩める思考法を取り入れることも大事です。

介護生活を完全無欠に行うことはできないので、ある程度上手く行ったら満足する、という姿勢も重要だと言えます。自分の気持ちの中に少しだけでも逃げ道のようなものを作っておくと、介護ストレスが募って思い詰めたり、虐待に走るといったことは防げるのではないでしょうか。