脳梗塞の後遺症の種類と症状①・・・「神経障害」によって失われるもの2016年7月20日2016年7月21日wpmaster

脳梗塞によって起こる後遺症

脳梗塞は血管が詰まり、酸素を含む血液が届かない部位が脳内にでき、その部分の脳細胞が壊死してしまう病気です。壊死した部分の脳細胞が司っていた機能は当然失われ、そこが手や足、認知機能を担う箇所であれば、その機能は失われるわけです。

私の父も半身麻痺という状態になり、介護が必要な状態になっています。これは半身麻痺を引き起こすような形で脳に損傷があったせいで、場合によってはもっとひどい麻痺になったり、言語障害、視覚障害、あるいは認知症が発症したりもするわけです。

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脳梗塞の後遺症は、大きく分けて神経障害、高次機能障害、気分障害に分けられます。これらのうち父が残ったのは神経障害のうちの片麻痺で、それ以外の障害についてはほとんど残ることは無かったようです。脳梗塞になったのは不幸ですけど、命を失うことなく運良く今の状態にとどまった、という考え方もできるので、その点はまさに不幸中の幸いだったと思います。

神経障害という後遺症

神経障害としては、視覚障害、感覚障害、排尿障害、嚥下障害、そして半身麻痺といったことがあります。

視覚障害の検査は、手術が終わったあとに何度も検査を受けていました。この障害があると、目には異常が無くても脳に異常があるせいで二重に重なって物が見えたりします。また視野が欠けるという症状がみられる場合もあります。

感覚障害は、物の温度を感じなくなる、痛みが分からない、物を触れても感じない、などの症状が出てきます。これが出来なくなると怪我がしやすくなり、身が危険な状態にさらされることになってきます。

排尿障害は、トイレの回数が異常に増える、ときにトイレまで間に合わずに漏らしてしまう、といったことが多いようです。一方で尿意がなくなる、尿が出ないといったこともあるそうで、本人にとっては大きなストレスを抱えることになるでしょう。

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嚥下障害は、高齢と共に嚥下機能自体は低下するわけですが、脳梗塞の後遺症の場合はそれが病気を境に一気に訪れます。食べ物が上手く飲み込めない、よだれが垂れる、飲み込むときに誤嚥(気管に入る)しやすくなるといったことが起こります。

最期の半身麻痺は、父がまさになっている症状で体の半身が動かなくなるという症状です。人間の神経というのは面白いもので、顔面神経から何からみんな左右で対になっているんですよね。半身が麻痺すると、当然ですが基本的に寝たきりになります。日常生活のあらゆることが自力で出来なくなるので、要介護認定を受けて介護サービスを利用すべき状態になってしまいます。

後遺症を減らすには、とにかく早い段階からリハビリを開始することが大事のようです。壊死した脳細胞は基本的に戻りませんけど、リハビリを重ねることでちょっとずつ動かせるようになる体の部位が出来たり、生活に必要な動作ができるようになったりもします。

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