脳卒中で親が倒れると、準備不足ゆえに介護離職に追い込まれるリスクが高まる・・・どう対処すべき?2018年3月6日2018年3月6日wpmaster

脳梗塞、脳出血は長い入院生活を経て起こるというものではなく、ある日突然に発症することが多い病気。私の父もそうですが、発症直前まで元気に過ごしていて、突然倒れて入院し、そのまま要介護状態に陥るのです。

そうなると起こってくるのが、介護をどうするかという問題。

ある日突然要介護状態になるという脳卒中の特徴から、介護負担をどうすればよいのか、家族としては戸惑うことも多いもの。

特に子供がそれまで仕事をしていた場合、仕事と介護の兼ね合いをどうすべきか、という問題も起こってきます。

仕事を辞めずに介護を目指すには

介護離職するのは女性が8割

総務省の「就業構造基本調査」(2012年)によれば、1年間で介護離職した人の数は約10.1万人で、男女比でみると女性が全体の8割を占めています。

それまで夫婦共働きをしていて、同居している親が倒れたので、家事に長けた奥さんの側が離職をし介護に専念する・・・という一つの世帯状態が推測できそうです。

介護離職による経済的ダメージ

女性が介護離職するという場合、「旦那が家計を経済的に支えているので、自分が離職しても大丈夫」という人もいるでしょう。その場合であれば、自体はそれほど深刻とはならないはず。

しかし娘あるいは息子が独身で、その子供がその世帯を経済的に支えているという場合は、状況は変わってきます。おいそれと離職するわけにはいかず、介護と仕事を上手く両立する方法を探る必要があるわけです。

仕事と介護を両立するには

ケアプランを工夫する

仕事と介護を両立するには、まずは介護保険サービスの利用が不可欠。ホームヘルパーやデイサービスを上手く活用しながら、介護負担を分散することが必要です。

そしてそこでは、介護保険サービスの利用計画書であるケアプランの立て方が重要。仕事と両立できるように利用計画を立てることで、介護離職のリスクを回避できるようにもなってきます。

まずはケアマネジャーに相談

要介護認定を受けると、担当のケアマネジャーを決めるように役所から言われ、最寄りの居宅介護支援事業所の一覧表を渡されるはず。ケアマネジャーはケアプラン作成に当たって何かと相談になってくれる相手。しかも全額介護保険適用なので、無料で相談に乗ってくれます。

ケアマネジャーに仕事と介護を利用したい旨を伝え、それにふさわしいケアプランの策定を一緒に考えると、介護離職のリスクをより回避できます

まとめ

脳梗塞や脳出血は、ある日突然襲われる病気。親が脳卒中で倒れ、いきなり介護の必要に迫られた子どもの側は、介護の準備が十分にできてないだけに、介護離職のリスクもそれだけ高くなりがちです。

介護離職を避けるためには介護保険の活用が不可欠ですが、ケアマネジャーと相談し、離職せずに済むケアプランを作っていくことが大きなポイントになります。