中高年にとって切実な問題となってくる看取りの場所。看取られる場所としての「自宅」と「施設」の特徴2018年2月22日2018年2月22日wpmaster

父はこのままいくと自宅で、私や在宅介護を支援するホームヘルパー、訪問医、訪問看護師などに看取られるという形になりそうです。要介護状態とは言えまだまだ元気なので、そこまで考えるのは多少気が早いかもしれませんが・・・。

ただ中高年にとっては、看取りの場所をどうするかというのはやはり切実な問題。やはり自分の最期の場所は、できれば自分の望み通りにしたいですからね。

看取りの場所をどう考えればよいのか・・・この点を少し今日は取り上げて見ましょう。

どこで看取られたいか?

自宅で看取られたい人は半数

内閣府が全国の55歳以上の人を対象にして行った調査によると、「最期を迎えたい場所はどこか」という質問に対して最も多かった回答は「自宅」。全体の約半数を占めています。

自宅に次いで多かったのは「病院などの医療施設」で、全体の約25%。やはり住み慣れた自宅で最期の時を迎えたいと考えている人が、非常に多いようです。

本人の希望通りにいくか

亡くなる直前まである程度生活機能を維持できるならば、自宅での生活も問題ないでしょうが、要介護状態になり、介護が無ければ生活できないという状態になると、自宅で看取られるかどうかは、やはり条件付きとなってくるでしょう。

一人暮らしの場合は自宅での生活は難しくなりますし、老々介護の場合も、介護者の負担が大きすぎて難しくなるということもあり得るかもしれません。本人の希望を最優先にすべきなのは間違いないですが、家庭環境・生活環境によって、看取りの場所も変わり得ると言えます。

病院以外の看取り場所は「施設」か「自宅」

施設での看取り

施設(老人ホームなど)で看取られる場合、身体的なケアは施設側に任せることができるので、本人の家族の負担は最小限にとどまります。また最近は終末期対応に力を入れている施設も多く、本人の心の面のケアもしっかりと対応してくれるようです。

また施設の中には病院と緊密な連携を取っているところも多く、そうした場合もサポート力は高いと言えます。

ただ難点としてはやはり費用が掛かることでしょうか。有料老人ホームだと入居費用も高額になるので、その点はネックになります。

自宅での看取り

住み慣れた場所で看取られるのは本人にとっては本望のこと。ただそのためには看取りの体制とでも言うべきものを構築する必要があります。

特に、いつ容体が急変しても対応できる体制づくりは必須で、訪問看護や定期巡回・随時対応型訪問介護看護(地域密着型サービス)などの利用が必要になるでしょう。

そして何より、頼りにできるケアマネジャーに担当になってもらうことが大きなポイント。介護、医療、看護の連携をしっかりととっていくことがカギになりそうです。

まとめ

看取りの場所をどうするかは、50代、60代と年を重ねてくると切実な問題として迫ってきます。主な看取りの場所として考えられるのは、自宅、病院、施設。

施設は病院と同様、看取り対応ができている施設なら人員体制も整っています。自宅で看取られる場合は、ケアマネジャーを中心に、医療、介護、看護の連携体制の構築が必須です。