介護する側の健康状態が在宅介護生活における要(かなめ)。体調に異常を感じたら速やかに病院へ2017年8月18日2017年8月19日wpmaster

在宅介護をしていると、とかく気になるのはやはり要介護者の体の状態。

私も毎朝父の健康状態をチェックし、熱が無いか、血圧はどうか、だるそうな顔をしていないかなど色々と調べます。もし異常があれば主治医に相談し、対処法を相談することになります。

しかし在宅介護においては、要介護者の健康と同じくらい重要なのが介護者の側の健康です。

介護者は自分の健康は自分で守らないといけない

二人暮らしで介護をしている場合は特に

もし介護者が倒れてしまうと、要介護者を介護する人がいなくなり、いわゆる「共倒れ」ということになってしまいます。

要介護者の体は介護者が常時気遣ってあげられますが、要介護者は介護者の健康状態を詳しくチェックするということはできません。

もっとも、私の顔色が悪かったり、だるそうな動きをしていると、父も「風邪ひいたか」などと声を掛けてきます。しかしその程度で、もし風邪を引いて寝込んだりしても、父が看病してくれるわけでもありません。

つまり介護者は自分の体は自分で守らないといけないわけです。しかも自分の身は自分一人のものではなく、要介護者の生活にも影響します。

 

老々介護世帯は特に

最近は老々介護の世帯が増えています。2013年時の「国民生活基礎調査」では、在宅介護世帯において主たる介護者が65歳以上である割合は51.2%。過半数が老々介護世帯です。

高齢者になれば、介護が必要な体にならなくとも、何かしら持病やら関節痛やらを患うもの。自分の健康を気遣うという姿勢がより必要になってくると言えます。

介護者が健康状態を維持するためのポイント

睡眠を十分とるのが基本

ケアマネに色々と聞き、また各種専門本を紐解いて調べてみると、介護者の健康維持において最も重要なのは「睡眠」。睡眠不足になると、本人の体力が回復しないのはもちろん、集中力を欠くようになり介護ミスを起こすようにもなります。

要介護者が寝ているときに自分も横で仮眠する、デイサービスに通わせている間にベッドで横になるなど、眠りの時間を確保して疲れを取っていく必要があるでしょう。

介護者が体調を崩したら

もし自分の体調の変化に気づいたら、速やかに病院に行くべき。デイサービスやホームヘルパーを利用している間に速やかに行くと良いでしょう。

「まだ体は十分動くから大丈夫だろう」とたかをくくっていると、病気が進行しているということもあり得ます。在宅介護は介護者が自己管理を出来ることで初めて成り立つので、自分の体調には日ごろから敏感になるべきです。

まとめ

在宅介護世帯においては、要介護者と同じくらい重要なのが介護者の体の状態。介護者が倒れると共倒れになり、在宅介護生活そのものが破たんしてしまいます。

睡眠を十分にとり、日々の疲れはその日のうちに取るようにしましょう。もし体調面で異変を感じたら、症状がひどくなる前に速やかに病院に行くのがベスト。